2010年下半期のガッカリゲーム

アウステルリッツの太陽
チットアクティベーションにするにはユニット総数が多過ぎるのではないかという印象。チットアクティベーションは他に傑作があるので今となっては評価も厳しくならざるを得ない。
■討入り忠臣蔵
このタイプの戦術戦闘ゲームとは、どうも相性が悪い。スケールはだいぶん違うが後述する姉川も同じ印象。SGBOHは好きなので、システムのせいとばかりも言い切れない気がするのだが。
ランスロット
マテルの古い作品。
時代のデザイン水準がそうだったと言えばそうなのかも知れない。ガチの完全情報多人数の洗面器系のゲーム。
■燃えよ姉川
柿崎氏のデザインと言うことで過剰に期待したためか、ガッカリ感が強かった。
戦闘解決システム的には戦術級と言って良いゲームだと思うのだが、これも筆者の勝手な事前想像と食い違っていた。
まぁ、こちらの勝手な思い込みが悪いと言えば、そうなのだが。
■神のプレイグラウンド
最近のワレスの限定ゲームは、限定と言う売り方に押されて買うのだが打率が低く、売り方も含めて非常に印象が悪い。本作品は歴史的に翻弄されたポーランドが舞台だが、それにしてもプレイヤーの無力感が強すぎると思う。
チチカカ
中南米ゲームの一角として買ったが、これは苦労して探した割にはガッカリだった。タイルプレイスメント系のゲームの一つだが、独創性を出そうとしてわかりにくいゲームメカニクスになっていると思う。それよりはシンプルなルールでプレイヤー間の駆け引きが重要なカルカソンヌがあれば良いのではないかと思う。