まじすか学園2 最終回終了

偶然、第1回を生放送で見たら面白いので最後までちゃんと見ました。
放映日にきっちり見続けたのは、このクールはこれだけでした。新撰組血風録でさえ、一日遅れとかありましたから。
何が面白いかと言うと、アングルの立て方とか、ジョバーの使い方とか、まるっきりWWEなんですね。
近頃、話題の独立系ヤンキーと言う歌舞伎シスターズ。その歌舞伎シスターズを、簡単に倒してしまうと言うことで、前田や、ゲキカラの強さを表現する。
今回のシーズン2では、前シーズンで築き上げた前田やゲキカラの強さを踏まえて、前田と戦ったことのあるおたべとか、ゲキカラと互角のセンターとか言う形で登場人物の強さが表現されていく。
初代タイガーマスク全盛の頃に、ブラックタイガーが来日すると「あのMSGでダイナマイトキッドを苦しめた」と表現し、ダイナマイトキッドが来日すると「あのブラックタイガーを倒した」と表現するのと同じですね。
WWE時代に入ると本人がマイクアピールしてしまうんで、初代統一王者になったクリス・ジェリコは、「オレは生ける神話だ」とか言っちゃう。JBLも自分のことを「レスリングの神様」とか言っていたしね。
まじすかでも、ゲキカラ宛ての果たし状に表れたガクランがシブヤに対して「そう言えばお前とタイマンしたことなかったと思ってな」と言えば、シブヤは「ワリィ、人違いだ」で済ませて戦おうとしないとか。
なんでもない流れだけれど、ガクランを去年の四天王のシブヤと戦えるポジション付けして引き上げ、その上でそんなのは格違いだよと、さらにシブヤを上に置くと言う流れ。
で、ガクランの相手に山椒姉妹が出てきて卑怯な手を使うもガクランがそれを撃破して四天王の格を見せ、それを多勢に無勢で倒してカムバックとマユゲの格を上げ、それをたった一人で救援に来てゲキカラが最強の存在であること確認すると言う。
で、ここで問題は余りに最強の格付けをしてしまうとアングルが組みにくくなってしまうのでゲキカラをどうするか? これはWWEでもアンダーテイカーにベルトを回してしまうとストーリーが袋小路になるので回しにくいと言うのと同じ。
此処でビックリしたのが、伏兵ヒットマンによる病院内での刺傷事件と言う。作中にも出てきましたが、「一線を越えちまったな」だし、「今時のヤンキーは此処までしなきゃなんねぇのかよ?」でした。
WWEでもリングを越えて駐車場で交通事故に見せて撥ねるアングルとかまでやってましたが‥(^_^;
こういうのは、エスカレーション・インフレしやすいのは、プロレスもまじすかも一緒でした。
そういうのを女の子たちがやっている‥と言うところの魅力がまじすかだったんでしょう。シーズン3があるのか? AKB人気が来年の今頃も持ちこたえているかどうか?