さて結果は?

☆5 ○4 ×2

11打数5安打の打率4割5分は、ローカス賞と大差ない水準で、星雲賞と比べると見劣りする。個人的なSF全盛期の70年代には存在していなかったガイドブックなので止むを得ないだろうか。
ただ、此処の特徴は読んで見たいと思う●が非常に多いことだ。その意味ではSFが読みたいと思わせる‥と言う目的は達している賞だと思う。
ちなみに、航路が入っていて、さらに双生児が入っているのは独特だと思う。ジャンルSF色が弱い作品でもSFとして読んで欲しいと言うプッシュをしているのは独特なチョイスだと思う。
また、此処独特のチョイスとしてアヌビスの門が上がっているのも目につく。