ＳＦベスト２０１のレビューを参考に入手した本です。
６年経ってようやく読みました。
アイデア、プロットは、非常に面白いと思います。にも関わらず一気に読ませる力がないのは文体が読みにくいからでしょうか。
オルタネートヒストリーものの一つとして歴史に残っても良い水準だと思うのですが、読みにくさと、話題にまったくならなかった出版タイミングで大幅に損をしています。
とは言え、このくらいなら読まずに死ねるかとまでは行かないので、そこはタイムマシン物フリーク以外なら必読とまでは申しません。
作者は本業はフォトジャーナリストで、小説は２作品くらいしか書いていないそうです。フォトジャーナリストと言われると、ナルホドと思わせます。
おかしな話しですが、専業ＳＦ作家のホーガンが書いたプロテウスオペレーションより面白いと言うとなんですか‥(^_^；
