ディスタントプレインをソロプレイする4

bqsfgame2013-11-18

また、メインシナリオをソロプレイしてみました。スタンダードシナリオではなく、メインシナリオでしたね‥(^_^;
同じくソロプレイだけど4人とも人間想定。
最初の13枚の中にはキャパビリティが1枚だけ、タリバンの自殺テロでした。これはテロ実施時に通常の効果に加えて敵ユニット1個を除去できると言う能力です。で、特に制限がないのでタリバンが敵を選べると思うのですが、その時に政府がいても多国籍軍を選べるものとしてプレイしました。でも、これは異常に強力で、一気に多国籍軍のトループを5個も撃破してしまいました。
で、これは実は大問題で、最初のプロパガンダの時に5個×3=15のエイド減少が発生します。つまりエイドがいきなり0になってしまう。そのことの問題はさらに次のプロパガンダにならないと顕在化しないのですが、COIN陣営の中期的な予算問題を深刻にする大成果であることが進行につれわかってきました。
最初のプロパガンダカードが見えた時点では、例によって軍閥が単独勝利の状態。しかし、今回は最終カードの第1アクションが政府だったので、政府が支配可能な地域に軒並み動員を掛けて阻止しました。
ただ、これは実は前記の予算問題と絡んで深刻で、政府予算が一気に底を尽く展開になります。
で、なけなしの予算を多国籍軍が自分の勝利条件のためにシヴィック活動に突っ込んでしまい、完全に資金切れに。
ただ、結論から言えば多国籍軍のこの行動は有力と思いました。シヴィック活動で地域を政府支持にした効果は比較的反転しにくく、盤上に長く残ります。囲碁的に言えば、大竹先生の厚みの使い方みたいなもので、盤上に長期間に渡って残る優位性は十分に投資価値があります。また、政府予算切れで一番困るのは、政府であって、多国籍軍ではありません。多国籍軍のエアストライクは、なぜかコストがないんですね。多国籍軍爆撃機は航空燃料ではなく、原子炉で飛んでいるのかも知れません(大嘘!)。
この後、多国籍軍がキャパビリティでプレデターを入手。予算不要のエアストライクが、さらに潜伏状態の敵を直接攻撃できるようになり、スイープオペレーションが不要になって、本当に予算なしでも困らなくなってしまいました。
で、2回目のプロパガンダの時には、多国籍軍は最終手番で盤上のユニットを全部引き上げてしまって、ちょうどの勝利。カブールの基地までひきあげてしまうんですから、ゲームが続いたら困るのですが、ともかく勝ってしまえば良い訳です。