グラビティを見る

bqsfgame2014-01-17

50歳になったので、夫婦50割なる映画の割引を受けられるようになりました。
で、新春早々ですが家内とグラビティを見てきました。
軌道空間でのサバイバル映画で、実質的な登場人物はサンドラ・ブロックと、クルーニーの二人だけです。
なかなか良くできた映画でした。結構、ドキドキさせられます。
無重力空間の映像、宇宙から見た地球の映像の完成度の高さが、本物の宇宙飛行士からも賞賛されているとのことですが、自分は本物を体験したことがないのでそこはわかりません。
でも、生還へのタイトロープシナリオも面白いですし、それに必死に取り組むブロックの演技も良かったです。スピード以来ではないかという彼女のタフネスぶりを見ました。
軌道空間の廃棄物問題は、現実に深刻なようですので、いずれ本当に起こるかもしれないシナリオと言う気もします。
宇宙でのサバイバル小説としては、月は地獄だや、渇きの海が思い浮かびますが、それよりはずっとコンパクト。でもテンションが緩まない緊迫の90分間の映画です。SF好きでなくても楽しめますが、多少、無重力空間の物理や、軌道空間の事情など知っていた方が楽しめるかと思います。
去年の映画ではサイドエフェクトがお薦めでしたが、それに匹敵するくらいのエンターテイメント性あると思います。