千葉会:イラクの決断を対戦プレイする

先月(2月)の茨城会で連戦連敗したイラクの決断を、今月(3月)の千葉会で再戦しました。
今回もaoさんにお相手いただきました。陣営は、反政府軍をプレイしました。
過去の対戦の学習から、多国籍軍側はバグダッドには配備してきません。
それでも、Cポイント(カウンターインサーゲンシー側得点)の高めの地域を選んでシビックアクション攻撃を実施し、勝てればインフォウォーで宣伝するパターンで序盤は多国籍軍の綱渡りになります。ダイス目が、少し偏ってくれれば、バグダッド放棄をしても多国籍軍は負けてしまうリスクがあると言う感じでした。
多国籍軍が50点を越えた時点でバグダッド掃討に手を付けてきましたが、しかし、そこで大統領選挙があってインフォウォーと絡むと、一気に2〜30点くらい喪失することが起こるので、なかなか気が抜けなかったことでしょう。
今回は、序盤から多国籍軍はサージを発動しました。多国籍軍が軌道に乗ってきて、反政府軍ポイントに漸減の兆しが見えた所で、75点以上の要件を割らない内にゲリラ側もジハードを発動します。ゲリラのジハードは強力で、レベルのゲリラ/ハードコアを数を揃えられるので、IRSチット(インフラボックスへの直接軍事戦闘を可能にする)を注ぎ込んで重要拠点のインフラボックスを奪回します。これによって、強力なゲリラユニットがインフラボックスに進入するので、これを再び駆逐するのに多国籍軍は時間が掛かってしまいます。
で、結局、最終ターンまで行き着いて、多国籍軍側が振り切りの100点に対して、反政府軍も92点以上を確保できることが見えました。25点差までは引分けですので、結果は伯仲状況が続いて引分けです。
全11ターン、まるまる5年間も治安回復を目指して戦っても、結局、反政府軍の勢力は開始時とそう変わらず、多国籍軍の損害はかなり嵩みました。とてもアメリカ議会が予算の継続を承認するとは思えず、多国籍軍の損害が非常に厳しく罰せられる「ディスタントプレイン」の感覚ではゲリラ側の圧勝なのではないかと思うような展開でした。
ちなみにプレイ時間は6時間ほどです。平均すると1ターン30分間ですが、多国籍軍が不安定な最初の2ターンくらいが重くて、最後はなるようにしかならなくてすぐ終わる印象です。