千葉会:フリードリヒ最大の危機を対戦プレイする

 と言うことで、対戦に漕ぎ着けました。
 11:30集合、18:30解散。セットアップや昼食のロスタイムを除いて、正味プレイ時間で6時間くらい。それで、第21ターン終了までしかプレイできませんでした。
 1時間平均で3.5ターンと予想を下回りました。
 全般的に長いターン、つまりチットを引き切るようなターンが多かった印象です。また、対戦になると戦闘時のカードセレクションは、予想以上に時間が掛かりました。
 やはり、対戦で勝敗が掛かると、いくらでも意思決定に時間を掛けたくなります‥(^_^;
 今回は希望して連合軍サイドをやらせてもらいました。
 第1ターンは、プロイセン軍ザクセン侵攻でつまずきがありオーストリア領内への侵入がないまま推移。上々の滑り出しと思いました。
 しかし、前半は終始、プロイセンとフランスのチットがフル稼働する展開になりました。プロイセンチットがフル稼働するのには困りました。一方、フランスが活発に動いたので、オーストリア進入は、フランスの圧力で緩和されることになりました。結果的には典型的な間接アプローチになりました。ケルンを巡って両軍は二度に渡り激突しますが、一度目はなんとフランス軍がフリードリヒのプロシア軍に勝利する場面も。
活発なフランスを叩くために、フリードリヒとザイドリッツの最強コンビが西部戦線に向かった所でロシア参戦。残念ながらロシアのチットは、それほど活発ではありませんでしたが、それでも津波となってベルリンを目指します。
しかし、ロシアが南北に分進したのを見てフリードリヒが西から大返しして北ルートのロシア軍を叩きます。ですが、ロシア軍はひるむことなく南ルートからベルリン前面へ進出しました。
フリードリヒは、進んでロシアの補給線を切るか、それとも南へ切り返すかの選択でしたが、切り返しを選択。ベルリン東方のゾルンドルフでの大決戦となります。
物量と、それなりの将軍を持って準備しているロシア南方軍は、奇襲さえ食わなければ勝負になると睨んで地形(丘)をプレイ。フリードリヒの奇襲を見事に跳ね返して先制攻撃でプロシア軍にハードパンチを叩き込み勝利します。
フリードリヒ本体が機能停止状態になったのを見て、フランス軍西部戦線でイギリス相手に突撃して第二の勝利を挙げます。さらに、オーストリア軍もドレスデンに進出して勝利を収め、一気に3連勝でプロイセン=イギリス陣営を大消耗戦に巻き込みます。
これで一気に勝勢かと思いましたが、腐ってもフリードリヒ、あらん限りの兵力を掻き集めてドレスデン奪回作戦に勝利します。
此処で両軍とも損害甚大ですが、人的資源の底が浅いプロイセンが苦しい状況。しかし、そこから冬までの3ターンは、連続してチットが1枚しかプレイされないショートターンとなり、かくて冬になってフリードリヒはゴングに救われた形となりました。
結局、冬になって両軍とも補充し直してしまい、これからまた同じような激しい激闘の応酬が続くも、決着には至らないのかと言うことで合意しました。連合軍が連勝で策源都市数を押し戻したので、エリザベータが死んでも連合軍は持ちこたえられそうでした。そうすると、講和まで行ってドローゲーム模様かなと言う感じでした。
講和まできちんとプレイしようと思えば、あと4〜6時間は掛かりそうな感じでした。
感想ですが、間違いなく面白いです。非常に濃密な展開で、ゲームが半分までしか終わっていないとは思えないほどでした。
ただ、完全決着までプレイできないと言うことを、どう思うかで評価は分かれるでしょう。丸一日掛けても決着が付かないゲームは競技ゲームとしてはどうなのかと言う意見は当然あるように思います。
提督さんは、この半分の時間でプレイできればと言っていましたが、妥当な意見だと思います。プレイヤーの思考負担から見ても、もう5時間プレイせよと言うのは、ちょっとどうかと思います‥(^_^;