ホタルノヒカリを見る

bqsfgame2014-08-19

ツタヤの会員証更新のタイミングで久しぶりにレンタル屋に行ったら、DVD発売時には入荷しなかった「ホタルノヒカリ」が新入荷していました。
水橋文美江脚本、準ヒロインが国仲涼子、好評でシーズン2までできた作品とあっては、いずれ見なくてはと思っていた懸案です。
2週間ほどで全10話を一気に見ましたが、なるほど面白い。ただ、1クールの恋愛もの連ドラはどれもそうですが、どうしても恋愛の進行を二転三転させないと1クール持たないので、その都合で主人公たちがうじうじと決断しない時期が発生して少々鬱陶しいのは止むを得ないでしょうか。
水橋脚本は、会話の面白さが生命線ですが、それは健在。「ステキ女子ブイエス干物女‥?」と言うのは名台詞と思いました。
意外ですが、国仲ちゃんの恋愛ものは珍しく、「ちゅらさん」で小西真奈美と三角関係を戦って以来ではないかと思います。役回りなので、いつになく都会的OL風で、確かにステキ系なのですが、随所に国仲色とも言うべき素朴な部分が見え隠れします。それが個性と言うものなのでしょう。
最終的な相手役になる藤木直人は、個人的には「ナースのお仕事3」のイメージが強いです。どうしてこの年齢で部長なのかなぁと言う疑問を除けば好演していました。それを言えば「ドクターX」で主任教授選に出てたのも違和感ありましたが。
ヒロインは、連ドラ初ヒロインの綾瀬はるかですが、可愛らしく真っ直ぐで迷走する役を好演していました。
脇役陣の健闘が目立つのもドラマの出来の良さに繋がっていました。
安田顕の二ツ木経理部長は、独特のテイストで楽しめました。彼は女子―ズでも、有村架純の劇団の脚本家役で登場していました。
その二ツ木と最後に結ばれる山田姐さんこと板谷由夏も存在感のある役でした。酒豪で知られ宛書に近い配役ですが、プライベートでは結婚して二児の母。
職場内恋愛でバタバタしているOL役の浅見れいなは、「モップガール」以来、久しぶりにレギュラーで見た気がしますが、これも嵌り役でした。職場で相手に文書を渡す時に、「最悪男」とか付箋つけて渡すのはどうでしょうねぇ‥(^_^;?