千葉会:グレートインベージョンを対戦プレイする

7月の千葉会で、Dragoonさんとの対戦です。
当方は南軍の北ヴァージニア軍の指揮を執りました。
前に紹介しましたが、このゲームでは南軍が秘密裏に勝利条件を選択します。今回は、試みに物資補給を選択してみました。
基本的な構想としては、自分からは戦闘は仕掛けず、できることならゲティスバーグ戦に相当する会戦はないまま終了して得点で逃げ切ろうと言うことです。
ユーエルの第2軍団は、戦略目標であるハリスバーグ占領のために北進します。
ロングストリートの第1、APヒルの第3軍団で、北軍の直接攻撃から補給線を防衛します。
物資徴発は順調に進み、7ターン目くらいに目標の20ポイントを越え、そこから先の余剰分が勝利得点になります。ハリスバーグも順調に落ちました。此処までは構想通りで、この時点では10VPくらい勝っていたのではないかと思います。
問題はそこからで、北軍が南軍の補給線を最短距離で脅かすべく、ヘイガーズタウンまで西進してきました。
一つの反省点としては、平地であるヘイガーズタウンより手前の防御効果の高い山地まで出て迎え撃っていたらどうだったろうかと思います。ただし、山地では物資徴発ができなくなってしまうことや、1ターンでも開戦を遅くしたいことから後ろで待機しました。
結局、ヘイガースタウンで、ロングストリート軍団と、北軍総力の衝突となります。これに後からAPヒル軍団も到着する形になり、ゲティスバーグに近い総力会戦が場所を変えて実現しました。
当初は両軍の損害は互角と見えましたが、VP的には南軍の損害の方が価値が高いので、その分だけ少しずつ北軍に追いつかれます。その分を、戦場から離れたユーエル軍団が物資徴発や戦略目標占拠で補っていると言う構図です。このまま軍が崩壊しないで維持できれば僅差ながらも逃げ切れるかと思っていましたが、北軍の攻撃意思は岩をも貫く強靭さで、最終的にはロングストリート軍団、APヒル軍団の順番に配下の歩兵師団の全てが無力化状態に陥りました。損害自体に加えて無力化の追加点が北軍に入り、此処で一気に逆転したようです。
最終的にユーエル軍団への補給線が切れてしまい、北軍におまけのVPを与えました。