2回目の対戦

序盤では、スペイン軍の攻撃を受けないように慎重にプレイ。3ターン目から「ミュラー」カードで盤外の増援を一気に投入し、フランス軍の優位を確立します。このプレイでは第1ターンのカードに「ミュラー」を選ばず「砲兵隊」を選びました。このカードは、初期配置時に孤立しているエリア10のフランス軍コマを支援すると同時に、エリア16、14、その先の9/17境界を射線に収めてスペイン軍の移動を不可能にしてマドリード市街を事実上、南北に分断する効果があります。分断することでスペインの移動の自由を狭め、捕捉しやすくなります。代わりに「ミュラー」カードはデックに入ってしまうので、盤外からの増援を投入する時期が遅くなる懸念があるのですが、この時は比較的早くに引くことができました。それでも、個別のプロットではスペインの選択肢が複数残っており、迂闊な機動をすると反撃を受けるリスクが生じたりして、かなり慎重なプレイを要求されました。最後は最終ターンで、第10ターンにしか使用できない「休戦の時が来た」でスペインのプロットをキャンセルして全滅させ、一カ所開いていた城門には「ボナパルトの指示」で増援を配置して勝利条件を満たす辛勝でした