GMT30年戦争をソロプレイする2

bqsfgame2015-01-20

一回目のソロプレイは、ほとんどセットアップしただけだったので、もう一回やってみました。
と言っても、第1ターンの終りまでですが‥(^_^;
1ターンを回してみると、本作の独特の要素が見えるようになりました。
第1に、本作では増援は募兵と言うアクションでじっしします。たとえば、フォーザピープルでは、ターンごとに開始時の増援フェイズに増援が到着して配置されます。増援のためにアクションカードを使用したりしなくてももらえます。逆に、アクションカードをたくさん使っても続々ともらえたりはしません。
ところが、30年戦争では、アクションとしてカードを募兵活動に使用しないと得られません。そして、カードを何枚も使って1ターンに何度も募兵することも可能です。そうすると無尽蔵に大軍が湧いて出るように思いますが‥。
第2に、本作では部隊は存続するためだけに支払いを必要とします。30年戦争の部隊の主力は傭兵でした。だから、募兵しないと増援は来ないし、募兵を何度も繰り返せば何度も得られます。その代わり、傭兵なので支払いが悪いとすぐに逃げていきます。この支払いの部分が、他のカードドリブンでは見掛けないので、その意味と相場観を持つことが本作の最初のハードルと思いました。
まず、国によっては本国内にいれば支払いが不要なケースがあります。そうでない国もあるので、どの国は本国で支払い不要かを頭に入れておく必要があります。
次に支払いが必要な場合の資金ですが、領土への徴税で毎ターン自動的に収入が入ってくるようにはなっていません。代わりに、ターン中にカードの1枚(だけ)を外国支援としてプレイし、それに記載されている支援ポイントとして入手します。募兵もそうですが、アクションとしてプレイしないと得られないので注意が必要です。
つまり、7枚配りの6枚使用のカードドリブンですが、その中に募兵用のカードも、外国支援取得用のカードも入っているので、それを織り込んで1ターンのカードアクション計画を立てねばなりません。非常事態なら募兵を見送って軍事行動に出なければならないこともあるでしょう。逆もあって、2枚目の募兵アクションを実施するのが良策の時もあることでしょう。しかし、募兵すれば維持費は嵩むので、ご利用ご返済は計画的に‥(^_^;
この募兵/外国支援/支払に加えて、未払い部隊が実施しなければならない徴発までの一連のターンごとの流れを把握して使いこなせるようになるのが最初の関門。それができるようになった時点で、維持、運用できる軍事力で何をするのか、余ったカードでイベントを何回くらい打てるのかという作戦を立案できるようになる訳です。
そういう意味では、カードドリブンと言っても、フォーザピープルやハンニバルとは、かなり異質の要素が支配的なので、少し慣れるのに時間が掛かりますね。
でもまぁ、それが30年戦争なんだよ‥と言う気は確かにします‥(^o^)