2015年上半期のガッカリゲーム

今年もガッカリゲームチェックの季節が来ました(笑)。
■忍者大戦
ガッカリと言うのは、期待値との落差で決まるので、そもそも期待していないゲームはつまらなくても意外とガッカリしないものです。その意味では、本作はWG日本史の最終号と言うこともあって、「伊賀対甲賀」を越える期待が掛かっていました。その意味では、ガッカリしたのは否定できません。
バタイユドヴォーシャン
本格ウォーゲームでは、断然これでした。ルールセットとしての整理が悪く、シチュエーションが悪く、プレイアビリティはどうしても精密戦術級なので仕方がない。うーん、安価に導入できるバタイユとしての価値を見出すにしても、シリーズの最新ルール準拠と言えないのではいかがなものでしょうか?
明治維新
これは入手困難性から期待値が高まってしまって落差が生じたケース。
明治維新関連のゲームはWG日本史のお蔭で増えたので、今となってはハードルが上がってしまっているのかも知れません。
■日本の進撃:ビルマ
これも入手困難性から期待値が高まってしまったケース。
慣れるまで遊べば、評価も好転するのではないかと思いますが、見慣れないサブシステムが多くてトッツキが悪いのは間違いありません。「シェンノート最初の戦い」や、「フライングタイガース」、「ビネガージョーの戦争」などビルマ方面を扱った良いゲームが増えてハードルが上がっているのも大きな要因かも知れません。
総じてガッカリの程度は、比較的軽かったかなと言うのが今半期の印象です。プロレスファン的に言えば、「金返せ!」コールには至らないかなと言う感じでしょうか。