2015年上半期の成果

今年も成果を振り返る季節が来ました‥(^o^)
■マーレノストラム
ウォーゲーム的には、この作品に尽きるかも知れません。
雑誌の付録ゲームにしては、良くデベロップされていると思います。簡単なシステム、多そうに見えるけれども北アフリカ最前線で戦う陸戦ユニット数は実は少ない。それでいて、このキャンペーンの悩みが再現されていて傑作と思います。
全般的に、ちょっと空襲が強すぎるかなとは思っています。次にプレイする時には、印刷飛行場も4ユニット制限かなと思っています。
■コルトエクスプレス
非ウォーゲームのベストはこれでした。嵩張って圧縮が利かないゲームなので、入手はしていませんが、コレは持っていて嬉しいかなと悩んでいます。ドイツゲーム大賞を取ったようなので当分は入手可能でしょうか。
■アルカリムの大砂漠
ルーンバウンド大拡張の一つ。
砂漠らしい独自の雰囲気を持っていて、一連の拡張の中でも面白い作品だと思いました。こういう経験をすると、他のジャングルとか、氷原とかも欲しいなと思ったり。
■ヤルー
ジョン・ヒルの遺作。
彼の得意な戦術級ゲームではありませんが、様々なアイデアが入っていてバランスよくまとまった佳作だと思います。もっと話題になっても良いのに。
■クルセード&レボリューション
スペイン内戦のカードドリブン。良いゲームですが、少々時間が掛かりすぎるので、戦場の俯瞰だけするならブライアンの「アリバエスパーニャ」をお奨めします。
■バトルアクス作戦
ソロプレイのみ。
エリアインパルス系の少し複雑な路線になります。シチュエーションが面白く、意思決定が難しい佳作と感じました。対戦してみたい所ですが懸案山積の中、実現は難しいか?
■ロンドンズバーニング
ソロプレイのみですが、元々がソロプレイ路線のデザインなので、それはそれで良いのでしょう。
AH末期のスミソニアンシリーズは、意外に佳作が多いようですが、その一つ。同テーマの定番「RAF」とは見せたいものが違っていて差別化ができています。ベン・ナイトって、頭が良い人だなと思います。
アンゴラ
ソロプレイのみ。
プレイアビリティは高いし面白いと思うのですが、題材的に相手が見つからないですね。
枯山水
箱庭マネージメントゲームの新作ですが、題材とコンポーネントが切れています。高価、圧縮不能と、自分で入手するには敷居が高すぎるんですが、話題作であることは疑いありません。
■応仁記
これは難しい所です。
東国の辺境育ち(?)の者としては、京都市街マップのゲームって、それだけで嬉しいのです。難点は、重大なエラータが発見しにくい所に発表されていることです。
一度だけ対戦しましたが、これはまたプレイしたい作品の一つです。
総じて見ると、成果と呼べるゲームの点数が多かったので、良い半年だったのかなと思います。ガッカリも考え合わせると、かなり頑張っていろいろプレイしたのかなと言うまとめでしょうか‥(^o^)