COI:ソフォーズ79をソロプレイする

bqsfgame2015-07-24

旧SL+COIで、シナリオ16:ソフォーズ79を3ターンほどプレイしました。
実際にCOIに取り組まれた方は判るかと思いますが、COIは規模の大きいシナリオが多くて意外に取っ付きが悪かったものです。なので、筆者もこのシナリオは初めてプレイしました。
地図盤2,3,4,5を組合せて、地図盤3が問題のソフォーズです。
ここをソビエト軍の歩兵大隊が防衛しており、それに対してドイツ軍の装甲擲弾兵中隊と戦車大隊が攻撃を開始します。
続いてソビエト軍の自動車化歩兵中隊が来援し、さらにソビエト軍の戦車連隊が来援します。
ドイツ側は3号、4号戦車が8両登場し、ソビエト側はT34、KV2が合計17台も登場します。
筆者はSLシステムは歩兵戦闘用にスケール設計されているという意見なので、あまり戦車対戦車のシチュエーションには好意的でありませんでした。
しかし、20年ぶりくらいにプレイしてみると、それなりに戦車戦も機能しているという印象を持ちました。もちろん、1ターンの移動力が大きすぎたり、そのため機会射撃がトリッキーな印象があるのは否定できませんが。
先にドイツ戦車がソフォーズの入口に向かうので、後から来援するソビエト軍のハーフトラックは、かなり厳しい印象です。ソビエト戦車は一拍遅れて登場するので、それを待って進撃するのもあったのかなと思いました。最終的にはソビエトの戦車が量的に優位になるはずですので、ドイツ軍はソフォーズ防衛隊と増援戦車大隊に挟撃されないように攻撃してソフォーズを制圧しなければならず、難しいシチュエーションと言う気がしました。
ドイツ軍には盤外砲撃があるので、それを有効に活用できるかどうかが鍵なのでしょうか。
シナリオの規模が大きく、戦車、対戦車砲、盤外砲撃など様々な要素が含まれており、システムの拡張性の実証試験場と言った印象です。
このシナリオはASLにアップデートされており、ターニングザタイドに収録されています。その意味では評価が高いのでしょうか。