中邑の新日本退団が正式に発表になった。
ＷＷＥに行くのなら頑張って欲しいと単純に思う。
一方で、インターコンチのベルトは中邑の私物化して行き詰っていたので、ストーリー展開的にも良いことだと思う。
中邑の格闘家しての実力は問題ないと思うが、英語でマイクアクションできるのかは疑問だし、ＷＷＥがどう使うかにも大きな不安を感じる。いずれ帰ってくることになると思うが、どういう形になるのだろうか。
期せずして、インターコンチ元王者のラ・ソンブラもＷＷＥしており、ＮＹマットで再遭遇することになるだろう。良い試合をして、アメリカのファンにも受け入れられて欲しいものだ。
同時に最後の挑戦者になったＡＪスタイルズも退団してＷＷＥ入りという話しらしく、これはまた二人合わせて大型異動になったものだと思う。ミスターＴＮＡと言っても良いＡＪスタイルズが、直接ではないにせよＷＷＥへと移動していくのはアメリカマットの現状を象徴する出来事かも知れない。ＷＷＥ一強時代に楔を打ったはずのＴＮＡから看板レスラーがＷＷＥへと流出するのは、個人的には決して良いことだとは思っていない。健全なメジャー団体が複数あってこそ、業界全体としては繁栄できるのではないかと思っている。これは日本も同じことだが。
