WOWOWです。
レイ・ハリーハウゼンです。
1955年の白黒映画です。ストーリー的には単純ですが、水爆のせいで突然変異した怪物ではありません。
水爆で被爆した結果、自身が放射能を持ってしまった大蛸が、放射能のせいで餌の魚に避けられてしまい餓えて浅い海に上がってきたという設定です。
特撮的には、ハリーハウゼンのモデルアニメーションによる大蛸の動きに尽きます。制作費の都合で足が6本しかないとか、サンフランシスコ湾の倉庫での暴れ方が単調だとか、今の時代から見ると物足りないのは止むを得ません。でも、当時は、この軟体動物がゴールデンゲートブリッジに絡みつくシーンだけで銭が取れた訳ですね‥(^o^)
あと、取ってつけたような潜水艦長と女性深海生物科学者のロマンスが、浮きまくっています‥(^o^)
とは言え、女性科学者のフェイス・ダミューアは、B級映画女優ですが、50年代の女優さんは正統派の美人ですね。