ゲームシステム的な感想

直前の「ディスタントプレイン」に近いシステムです。
陣営ごとにオペレーションが共通化されていて、メインエンジン部分がすっきりしたのは良いことだと思います。新しい概念としては、中枢イベントが登場しました。
また、米軍がARVNの予算で行動するのはディスタントの多国籍軍と同様ですが、使用できる限界点が設定されました。また、決算時の平定(パシフィケーション)のスペース数が4カ所に限定されたのも大きな特徴です。そうした都合で、米軍のできることに制約があるので、割とヴェトコンが暴れやすい印象を持ちました。で、ゲームが長くなると、ヴェトコンの中から洗脳教育して転向者を作っていく、北からの侵略者NVAが押してくるのかなと言う気がします。
その意味ではCOIN陣営は、良く考えてプレイしないと史実同様に敗北しやすい気がしました。
COINシリーズを3つプレイした中では、一番、戦争らしい戦争が起きます。逆に言えば、COINらしさが少し薄いかも知れません。その意味では、「ディスタントプレイン」の方が好みかなと思いました。
いずれにせよ、COINが定員でプレイできるのは幸せなことです‥(^o^)