シミュレーションとしての妥当性

意外なことですが、上述の展開を見て、非常にシミュレーションとしてリーズナブルだと思いました。
バトルオブブリテンの前半戦では、英空軍迎撃隊は壊滅の危機に瀕しており、戦闘機パイロットの損害圧縮が最大の課題でした。本ゲームでは、勝つために行動すると、この実際の戦況に合致したアクションが実施されることになる訳です。
さすがは、職人デザイナー、バターフィールドの仕事と言うべきでしょうか。
もちろん、一部の爆撃を素通しにすることには、レーダーステーションの損害や、空港の損害と言った問題があるでしょう。それは、長期の作戦を戦う上では、迎撃検知の支障や、迎撃スクランブルの支障を生むことになるので、単純にそれで良しとは行きません。
それは、全9ターンの戦略ゲームをプレイする時に議論するべきこととなるでしょう。
画像はハリケーン戦闘機です。