沈まぬ太陽を見終わる

bqsfgame2016-10-01

終りました。全20回、5か月に及ぶ大作でした。
アフリカ篇は、あまりに酷い社内いじめで見ている方も辛かったです。なので、もう一度見ることはないかと思っていました。
しかし、終盤の会長室篇は見応えがありました。会社を食い物にする悪役連中の顔ぶれが凄いですね。全体を通して直接対峙する悪役だった板尾創路、子会社の乱脈経営主犯格の陣内、その役に立つ共犯者の北条こと高嶋弟、ハニートラップで籠絡される受託収賄役人の石丸幹二
ライヴァルの出世を支える陰謀家の妻である若村麻由美は、個人的に大好きな脇役女優です。白い巨塔でも、篤姫でも、トッカンでも素晴らしかったですが、今回もさすがの出来栄えでした。
また、政界で暗躍する大物も、中曽根総理、金丸副総理、三塚運輸大臣、福田元総理と錚々たる顔ぶれですから、演じる俳優もそれなりの顔ぶれでした。
ドル先物予約の仕掛け人で登場し、とうとう何の種明かしもなかった銀行マンが西岡徳馬というのも凄い。
女優陣では、ライヴァルの愛人が長谷川京子、高嶋弟の愛人が大政絢、ハニートラップ役が佐々木希と、これまた凄い顔ぶれ。佐々木希が、こんなにセリフのある役をやったのを初めてみました(苦笑)。
御巣鷹山の遺族に戸田奈穂、麻生祐未などが登場するなど、短期ゲストにもかなりの役者が揃いました。
ニューヨークで法律相談にいくと出てくる弁護士が、シャーロット・ケイト・フォックスというのはビックリ仰天でした。
主人公の娘の成人後は、最近、活躍が目立ってきた朝倉あき。その婚約者が工藤監督の息子でした。息子の妻らしい人も出てくるのですが、誰だかわかりませんでした。
若村麻由美の在職時代の同期が一回だけ出てきて、あ、こんな人もと思ったのですが、ウィキペのキャストで名前を確認できませんでした。
キャスティングが凄すぎです。