今期の鳴り物入りの一つです。
飛ぶ鳥を落とす勢いの吉田羊を使って、テレ朝の「ドクターＸ：シーズン４」に決戦を挑む企画です。
女医ばかり７人の難病対策専門科という企画。
吉田羊、相武紗季、吉岡里帆など、最近、働き盛りのキャストを並べています。で、「チーム・バティスタ」のスタッフ再結集。
しかし、見てみないと判らないものです。専門チームが必要な難病と言うことで、聞いたこともない病気が登場するのですが、当然、聞いてもピンと来ない病気が登場します。それを診断するのがどれほど凄いことなのか、なかなかピンと来ません。
言ってみれば想像できないものを想像するＳＦに近い挑戦で、「全然、理解できないことがどれほど凄いか」を上手く描写できないといけません。かなり難しい挑戦なのだと思います。その部分において、「ドクターＸ」シリーズは成功してきたと思うのですが、本作は要の第１回を見る限りは成功していないと思いました。
吉田羊を使い潰さないでくれよ‥と祈るばかりです。
