スーパーノヴァをソロプレイする

bqsfgame2017-03-17

と言うことで、早速やってみました。
ルールブック首っ引きですが、ともかくもできます。
長考する人がいなければ、それほど時間は掛からないかも知れません。戦闘ルールは、最初は風変りなので戸惑いますが、実際はそれほど選択肢はないように思いました。なにせ手札上限が4枚で始まりますから、そんなにいろいろできる訳ではないのです。
プレイして思ったのは、1ターンに何度も戦闘すると、カードがすぐに底を着いてしまうと言うことです。それなりに勝ちに行くなら2枚は使うでしょう。1回戦闘すると、勝敗に関わらず1枚だけ補充できますが、後は自分のターンの開始時までフル補充されません。ですので、本気の戦闘をすると、2回くらいでカードが戦闘後補充の1枚だけと言うことになります。
ですので、カードに依存しないベースの戦闘力を上げることの価値は、非常に高いと感じました。攻撃、防御の技術レベルを上げることが基本線です。また、タイルを置く時に、自分のタイルの上に重ねて置くことができます。昨日述べたのですが、戦闘修整に攻防の互いのタイルの高さの差が修整になります。ですから、重要なヘクスや、敵との境界線に高いタイルの山を作って置くことは意味があります。
さらに、敵のタイルのヘクスに攻撃が成功すると、敵のタイルを除去せず、その上に自分のタイルを置きます。ですから、敵の既存のタイルは、その後は自分の攻防の修整に加わります。結果として、両軍が争奪戦を繰り広げると、そのヘクスのタイル数はどんどん高くなっていきます。これは独特の仕組みです。
他にSFゲームで良くあるガジェットとして、研究カードを買うことができます。それとは別に盤上に数カ所、遭遇タイルがあり、これを占拠すると特殊効果が発動します。
基本的にやることは、収入を得る、戦闘カードを補充する、タイルを置く(これに攻撃も含まれる)、研究カードや技術レベルを買うくらいなので、一度、覚えてしまえばそんなに大変ではありません。
戦闘カードのシステムは興味深いのですが、カード枚数が多すぎてカウンティングは難しそうです。また、手札のリサイクル速度が速いので、相手が何を持っているか覚えても、情報はすぐに陳腐化してしまいます。そうなると、手札情報を集めて作戦を練ると言うことにはなりにくそうです。そんなことより、複数の攻撃を繰り出して過負荷にしてしまえば、相手の手札は尽きてしまいますから、ずっと確実に相手の戦闘カードの能力を極小化できます。
うーん、これは面白いのかどうか、ちょっと悩んでしまいます。ひとまず対戦してみるのかなと思っていますが、「TI3」とか、「ギャラクティックエンペラー」に比べると淡泊な感じがします。