初戦の結果

筆者はゲーム自体見るのが初めてでしたので、連合軍側を持たせてもらいました。連合軍側が特にやさしいという訳ではないかも知れませんが、同盟軍はルールをフル活用しないと勝てない気がしたからです。
緒戦の西部戦線でのドイツ攻撃は、ダイス目が走って順調に低地諸国を突破してソンムまで奪取しました。パリ前面まで一気に押し込まれてしまって、これは困ったと思いましたが、そこで膠着状態に。東部戦線では、ロシアがポーランドに小攻勢を掛けてドイツの兵力分散を目論みます。セルビアはイベントカードが来たのでハンガリーに進撃して見ますが、ユニットが少なすぎるのでそれ以上の展開はありません。
サロニカ開港がイベントで発生するなどして、東部戦線では多少の動きがありましたが、西部戦線は睨み合いです。連合国としては、英仏のユニットを増強してパリに巨大スタックを作ります。さらに、技術カードの引きが良く重砲兵開発に成功しました。
この重砲兵開発を受けて、1915年夏、英仏連合軍はソンム奪回の大作戦を開始しました。ドイツの二重塹壕戦を突破してソンムのドイツ軍全部隊を消耗状態に追い込みます。このゲームでは、全部が消耗状態になってから追加打撃を受けると退却します。問題なのは、退却しても依然として全部が消耗状態なので、戦闘後前進による追加攻撃を受けると、どんどん退却してしまうのです。
英仏連合軍の巨大スタックは、次々に消耗しつつもソンムへ前進しベルギーを攻撃。ベルギーへ前進してハノーヴァーを攻撃。さらに、ハノーヴァーへ前進しました。ここで、いよいよ攻撃余力も2個軍のみとなりましたが、一気に突撃してベルリンに2個軍で前進しました(1個は消耗状態)。
続くドイツのプレイヤーターンにドイツは最後の反撃機会があります。しかし、前述した通り、このゲームでは2個しかユニットを移動できません。ベルリンに隣接する完全面のユニットがないドイツ軍は、東部戦線から引き抜いた2個完全軍をポーゼンに配置して反撃します。しかし、最初の攻撃が失敗した時点で、次の攻撃が成功しても英仏軍を退却させるに至らない(完全軍を消耗させるだけ)ことが確定してゲームセットとなりました。
システム的に特殊な印象があり、いろいろコメントしたいのですが、明後日に纏めます。