千葉会:エルーシヴヴィクトリーを対戦プレイする

8月の千葉会のお話しです。
本当は、「ダウンタウン」をプレイする予定でした。しかし、準備が悪く、急遽、同じシステムの「エルーシヴヴィクトリー」を対戦しました。
今回の焦点は、SAMです。
ですので、最初のシナリオとして、イスラエルの「シャッタリング・ザ・グラス」をプレイしました。これは、開戦直前に、イスラエル空軍のミラージュがナセル大統領官邸上空を低空飛行してガラスを割ったというエピソードを再現するものです。
イスラエル空軍の精鋭機が奇襲で侵入してくるもので、エジプト側は敵機を探知しなければ離陸できません。ですが、そもそもエジプト軍機が飛んでいないので探知自体が難しく、事実上は大統領官邸付近を低空飛行されるのはSAMのみで迎え撃たざるを得ません。その後で逃げるミラージュを追撃できる理屈ですが、ミラージュの方が高速なので空戦で成果を挙げることは至難の業と思われました。結局、超低空で荒地を接近してくるミラージュが、市街地に入った所で捕捉しSAM攻撃するだけに近い物です。と言うことが判った段階で切り上げることにしました。
その後、エジプト側の爆撃シナリオで、イスラエル空軍機が一部既に上空スタンバイしているものをプレイしました。
こちらは両軍に航空機があり、面白くプレイできました。戦果としては、我がエジプト軍は2個のイスラエルHAWK対空ミサイル基地を完全破壊して10点、しかし、撃墜3を受けたので総合判定としては敗北しました。ちょっと勝利条件の荷が重すぎる印象を受けました。これは、本シナリオに限らず、ダウンタウンでも爆撃任務側は厳しい印象を受けたので、シリーズ共通のバランスなのかも知れません。