囲碁界の一年を振り返る

井山七冠で年を越えることになりました。
それにしても、一気に世代交代した一年だという気がします。
棋聖戦こそ河野九段でしたが、十段戦は余七段、本因坊戦は本木八段でした。碁聖戦こそ山下九段でしたが、王座戦天元戦は一力七段。そして、年明けの棋聖戦も一力君なので八段昇段となりました。既に、井山七冠は円熟期で、それに若手が挑戦する時代になった感があります。他には伊田前十段、七大棋戦未登場ですが、志田七段、芝野七段、寺山五段、許四段など、後から後から新しい才能が登場します。
以前にも書きましたが、中韓ほどではないにしても若手優位の競技態勢になりつつあるのでしょうか。