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結局、今期は、これと「未解決の女」、「PTAグランパ2」。後は朝ドラの「半分、青い」に同再放送の「カーネーション」という編成でした。いや、結構、負荷が重いですね、こうして並べてみると。
で、問題の古沢脚本ですが、正直に言えば玉石混交でした。面白かった回もありました。一方で、寝落ちしてしまった回が、江口、内村、竜と3回もありました。
最終回は、なかなか面白い趣向でしたが、実は時系列的には第1回の前なんですね。
長沢まさみは綺麗ですし、「都市伝説の女」以来のはじけぶりで活躍しました。小日向は、さすがのバイプレイヤーでした。そうして見ると、東出がイマイチだったかなという気がします。年中、「やめる、やめる」と言い続けているのが鬱陶しい感じです。まぁ、3人の中に騙しているはずが、騙されている役がいるのは脚本上、必要なことかなとは思いますが。
またお会いしましょう的なエンディングだったので、映画化やシーズン2を睨んでいるかと思います。近年の月9の中では良い方だったので、フジテレビとしては推さざるを得ないのでしょうね。
しばらく前の「ぼくらの時代」に出た古沢が、「かつて他局に先んじてトレンディドラマを切り開いたフジテレビは、今は他局に先んじてテレビ不振の時代(インターネット配信など)に突っ込んでしまっているのでは」とコメントしていましたが、確かにそうかも知れません。
かつてのテレビシリーズ→映画化という方程式も、人気シリーズ→スペシャル版→シーズン2という方程式も、少なくともフジテレビでは機能していません。そんな中で古沢は、どうこのコンテンツをフジテレビと進めていくのでしょうか。