シンドラーのリストを見る

WOWOWです。
別に「ワルシャワライジング」とか「抵抗は無益に非ず」の準備行動ではありません。
初めて見ましたが、3時間強の大作は、自宅で途中時々小休止しながら見るのに丁度よい感じです。映画館では辛そう。
シンドラーが最初から信念の人ではない所が良いですね。ドイツ軍に取り入って一稼ぎする実業家。しかし、コストの安いユダヤ人労働力を利用して行く中で、ユダヤ人たちを守る立場に。
アーモン・ゲート役が頑張っているなと思いました。悪役がいてこそ成立するテーマですので。しかし、彼を単純な血に飢えた狂人として扱わないのが奥行きのある所です。
クライマックスのアウシュビッツからドイツの無条件降伏に掛けては、さすがの盛り上がりでした。
なるほど、これならアカデミー賞はフロックではないと思いました。
しかし、長さと言い内容と言い、なかなか気安く再見できないかと思い、HDDから消去しました。