GW最終決戦として対戦が決まったので、要約を作りました。
ブライアン・トレインのヴェトナム戦争ゲーム。
いわゆるCOINゲームではありませんが、非正規・非対称戦闘の作戦級ゲームです。
「シャイニングパス」や、「アルジェリア」とは、また別のシステムです。
同じシステムの使いまわしではなく、いろいろな仕組みでゲリラ戦争を表現するのは、ブライアンの手腕と思います。
ゲリラ側の主たる任務は、自軍の拠点を多くのエリアに展開すること。可能なら政府側の拠点を破壊することです。
政府側はそれを妨害するのですが、例によってゲリラを攻撃するには、まず発見しなければなりません。
面白い点として、無制限オペレーション方式をゲリラ側は取っています。TPさえあれば、同じエリアで、同じユニットで何度でもオペレーションできます。つまり、移動して進入し、攻撃し、攻撃すると発見されるので再び隠蔽を試みることまでできます。
反対に政府側は原則として、1エリアで1回しかオペレーションできません。ですので、発見すると、それだけで終わってしまいます。
もっともゲリラ側が攻撃してくると、自動的に反撃できます。
また、攻撃してきたゲリラが再潜伏しようとしても、その成功率は低いので発見状態で残るものが確実に出ます。ですから、それを攻撃することは、現実には出来そうです。
ただ、攻撃の成功率が両軍ともに低いので、なかなかスカッと相手を撃破できないのが悩ましい。
ソロでは隠蔽配置の価値が見えないので、やってみないと真価は議論できません。