ビンディンにおけるゲリラ戦術

正しいシークエンスだとしても、実はゲリラがこういう戦術を取ると政府はとても困りますという話になりました。

1:ゲリラは、有力な正規部隊のいないエリアへと、それなりの戦力を集結する(徴兵でも移動でも可)

2:ゲリラは攻撃して政府のスタティックユニットを撃破してVPを得て、かつ自軍のスタティックユニットを置いて支配VPも得られるようにする

3:このエリアの活性化が終了してしまう

4:政府側は他のエリアの活性化で、有力部隊を同エリアに送り込むことはできる

5:同エリアの活性化は終わっているので政府は何もできない

6:ターンエンドになってしまうので、攻撃で発見されたゲリラは再び潜伏してしまう

7:次のターンの同エリアの活性化になると、ゲリラが先に移動して出ていく(目的は既に達しているため)

8:政府の有力部隊は、目標を失ってしまうので、仕方がなく後攻でゲリラを追跡する

9:ゲリラが7で、既に先にオペレーションを終了したエリアを選ぶと、政府は追跡先で何もできない(既にそのエリアのオペレーションは終わっているため)

10:7に戻って繰り返すのだが、ゲリラ側の作戦ポイントの方が多い(ゲリラ側の方がユニット配置コストが安いため)ため、どこかで政府が振り切られるとゲリラは振り切った先で有効な攻撃を実施できる

となっていて、どうもゲリラ側が上記ルーチンを繰り返しては、少しずつ有効な攻撃をすることで、政府の支配エリアは減っていき、ゲリラの支配エリアと攻撃によるVPは増えていくことになります。

二人で、かなり思考実験しましたが、どうも上記のロジックの間違いを見つけることができませんでした。

初期状態では政府が盤上のほとんどを支配しているので、上記によりゲリラが支配エリア数を逆転するまでは政府側のVPもそれなりには入ります。しかし、勝ち逃げる前にゲリラ側に追いつかれると、後は逆転のしようがないように思えます。

なにか間違っているのでしょうか?