蝶の力学を見る

最後まで見ました。

第5回までで、猟奇殺人事件の謎が解けた所で終りで良かった気がします。菊池凜子のキャラが立ちすぎているので、只者ではないことは自明であり、その決着は確かに必要です。でも、最終回前半の解剖未遂シーンの尺が長すぎて耐えられませんでした。これだったらコンパクトにまとめて前回の終盤10分くらいに入れてしまった方がドラマとしては見栄えがしたのではないかと思います。

全体として如月が高野から独り立ちするエピソードとしてのポジションなのですが、そこの部分が曖昧になってしまっているのも最終回の価値が曖昧な理由の一つかも知れません。

ドラマWで、またこのシリーズをやることがあるのでしょうか? 高野がいなくなってしまうと、かなり寂しくなるので無理して作らなくても良いのかなと言う気がします。

あと悪い役の多い小柳友が頑張っていたなと思います。

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