〇野村再生工場を読む(感想)

多くの引用をした通り、非常に面白く読めた。

野村は、ヤクルト監督時代に既に完成された監督だったと思うが、その後も成長を続けたという気がする。その集大成が楽天監督だったと思うが、残念ながら優勝まで辿り着けなかった。

野村は野球バカと呼ぶべき愛すべき存在だが、野球のことを真剣に考え続けた結果として哲学者に近い存在になったと思う。その言動を、TV番組などでも切り出しているが、先日放送された「スポーツ酒場、語り亭」は本人がいない中で非常に面白かった。

ライヴァルである福本、再生された小早川あたりは、特に他では聞く機会がないコメントを多くしてくれた。

f:id:bqsfgame:20200313195326j:plain

古田、江夏、宮本らは関係が深いこともあって、他でも耳にするが、それでも異なる視点からの野村像をまとめて聞かせてもらうと非常に面白く見られた。