やまとなでしこを見る

押尾学問題で、再放送不可能と思われていた「やまとなでしこ」がダイジェスト版ながら再放送されました。

第一夜だけ家内が録画したので見たら、やはり面白い。と言うことで、第6話から後はDVDボックスを出してきて見ました。

筆者は必ずしも松嶋ファンではありませんが、この作品の彼女は本当に魅力的です。北条司がキャッツアイの時に言っていた、「カッコ良くて(瞳)、可愛くて(愛)、色っぽい(泪)のが一人の中に同居しているのが理想の女‥」と言うのに、かなり近い線を言っています。

少し桜子用に言い換えると、

生意気で、可愛くて、意地らしいという感じでしょうか。

 

中でも名場面と思ったのは、

第9話で、桜子の父が登場した時に、お父様を買い替えたいと言った桜子を欧介が引っぱたいて叩き返されるシーン。

その後のバス停で父を送り出した後に桜子が「このまま十秒だけ」と言って欧介の肩を借りるシーン。

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そして、10秒で本当に立ち直って、「ありがとうございました」と言って何もなかったように去っていく場面。

そして、最終回、欧介の壮行会で粕谷の絡み酒についに切れた桜子の長台詞。

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「バッカじゃ中目黒、ナニ祐天寺。

こんな人に走ったなんて、神野桜子、一生の不覚です。

なにがニューヨークよ、なにが数学よ。

この人はね貧乏が趣味なの、貧乏が生き甲斐なの、貧乏でないと生きていけないの。

お金しか愛せない私を歪んでいるっていうけど、この人だって同じくらい歪んでんじゃない。

結論から言いますと、お互いの歪みを強調するだけで、もっともご縁のない相手だったんです。

NYに行ったってどうせ逃げて帰ってくんじゃないの。

とっとと行っちゃえ。行くなら一生帰ってくんな。」

 

欧介の胸倉を掴んで

 

「今度は、絶対逃げんなよ!」

と言うシーンです。