2月にラストレターを見てから、実に半年以上を経て映画館に復帰しました(テネットの惹句みたい)。
もう既に一日一回上映だし、ショップではクリアファイルを売っていないしでしたが、それでも劇場で見て良かったと思います。
前作が良かったので、「あれを越えられまい」と思っていましたが、なんと前作と同水準以上の出来栄えでした。
世界有数の大金持ちであるフー一族の遺産を贈るべき妾腹の娘。その娘を仕立て上げて売り込みに行くお話しです。
この偽物の娘が、今回の新メインゲスト。キャストロールが出てくるまで、ずっと「広瀬すず」だと思っていました。違います。「キワドイ二人」にも登場して注目を集めている関水渚です。
本作では、序盤は不安でおどおどしている演技から、徐々に母親(役)であるダー子を信頼して自信を持ち始めます。そして、終盤では、ダー子も言う通り、自分の手で運命を引き寄せて終わります。
前作のメインゲストだった、竹内結子と三浦春馬、TVスペシャルのゲストだった広末涼子など、総登場です。惜しむらくは、キンタとギンコはいません。
個人的に一番気に行ったのは、赤星が仕込んだプロの殺し屋の二人組。着ぐるみを着たジャグラーの女二人なのですが、抜群の腕を持つハノイ出身:ナイフ投げの暗殺者です。
一人目がこちら。アイリス・ウー。
六カ国語を話す9等身美女として、赤丸急上昇中だそうです。
もう一人が、甲斐まりかです。
四カ国語を話すハーフ・モデルだそうです。
どちらも知らなかったのですが、さすがの素材を見つけてくるものだと感心しました。
あとロケ地がランカウイなのですが、15年ほど前に家内と旅行したことがあり、懐かしく思いました。
それにしても三浦春馬が、この世にいないとは信じられません。