高山侑子の初主演映画。
海上自衛隊、小松救難隊。海自初の女性レスキューヘリパイロット。
レスキューヘリは二人操縦で、どちらがコントロールを握っているかの引き渡し手順がカッコイイ。
最初は高山が高圧架線を見落として接近してしまい、三浦友和が「I have control」と言って操縦をテイクオーヴァ―します。
物語のクライマックスでは、正パイロットがガラス破片で負傷した瞬間に「you have control」と言って引き渡され、一瞬、何が起こったか判らず半拍だけ遅れて「I have control」と引き継ぎます。
このコントロールの引き渡し場面がどちらも素敵。
あと女性隊員で夜飲んでいて、基地内の女子寮に自分も住みたいとボヤきますが、パイロットは幹部なので入れてもらえないと愚痴っているのも可愛い。
ちゃんとしたフルサイズの映画で、高山のいろいろな魅力が詰まっていて、とても良かったと思います。