ねねが現れる

黄金の日日」です。

一観の瓦焼き場が完成し、青瓦の量産が始まりました。

そこへおにぎりの差し入れを持ってやってくる気さくな美人が、秀吉の妻 、ねねです。36才当時の十朱幸代です。

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綺麗だしカワイイです。秀吉にはもったいない(笑)

この人もNHKポイントを獲得して、後に「カーネーション」で糸子の神戸の叔母さんとして登場します。そう言えば、近藤正臣泉州繊維組合の組合長で出ていました。

信長と二人で秀吉のことをハゲネズミと呼んでいたというのが実話かどうかは知りません。

結婚当時は実際には14才だったそうです。

左吉は、あの尾張弁が苦手だとしておりますが、後々のことを考えると、この時期の人間関係の不調が後世を変えたのかも知れません。

さて、瓦問題ですが、本来、瓦や内装を信長から直々に引き受けた今井家が、沢秋斉の黄金の瓦を普請奉行の丹羽長秀に提案します。長秀は黄金に輝く瓦を気に入りこれで決まりだと今井に伝えてしまいます。

一方、普請場に自ら乗り込んだ信長が助左の姿を認めて、その青瓦を見て空の青さと湖水の青さを映す、この青瓦こそ天守閣にふさわしいと心を決めてしまいます。

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長秀は「瓦は青でなければならぬ」という信長の意を今井に伝えます。美緒は、「秋斉に死ねと仰るか?」と気色ばみます。それを受けて長秀は一観と助左のことを教えます。今井はそれを聞いて一観の焼き場に便りを送り引き抜きを図ります。しかし、色よい返事は得られず、ついに美緒は焼き場に自ら乗り込みます。助左は、ではこの瓦は今井様のご注文により焼いており安土へ運び込むものと承知していると回答します。

うーん、あまりに御人好しが過ぎるぞ、助左という感じですが、相手が美緒だからということなのでしょう。