SFばかり読んでいて間が空きました。大富豪同心6です。
今回は大名屋敷に出たお化け退治に卯之吉が動員される話しです。
と言っても、吉原の花魁を身受けするのに藩の金を浪費しようという殿さまを止めるためにご家老たちが打ったお芝居。
ややこしいのは、このご家老に寛永寺の悪僧や夜霧の治郎兵衛の残党のお峰が結託してしまったこと。
そうは言いながらも、由利の丞の芝居人脈で化け物のからくりを暴くことに成功し、最後は美鈴の背負い投げにも助けられ無事に事件を解決しましたとさ。
いつもの快刀乱麻ではあるのですが、ここ2冊ほどの切れ味には少し及ばなかったでしょうか。