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決勝まで見終わりました。

今年も一力君でした。

高尾先生が初めての決勝と言うことで応援していたのですが、割と早いタイミングで悪くして、一時逆転していたようですが細かい碁を落としました。

細かい碁になったので、計数に明るい石田先生の解説で良かったように思いますが、逆に手処の解説については歯切れが悪くて、もう年齢的に仕方がないのかと悲しく思いました。また、AIについては歯切れが悪いのを通り越して無責任な発言という印象を受けました。これも年齢的にと言うか世代的に仕方がないのでしょうか。

今年一年間通してみて、解説者としての収穫は鶴山淳志君と、孫喆君が良かったかと思います。

後は山下、余戦で万年劫が発生して驚きました。ちゃんと解消して打ちぬかれたのでセキとしての取り扱いは発生しませんでしたが。それにしても珍しいですね、実戦で発生してちゃんと解決されるとは。

知識としては知っていても、実戦で戦況判断と併せてどう扱うのかを学ぶ機会は初めてでした。ちなみに、この解説は銘琬先生でした。