6月のNHK杯囲碁トーナメント

具体性の高いリクエストを書いておくと、かなり入れていただけているようですので、定期的にまとめるようにしようかと。

6月最初は、上野女流棋聖とお久しぶりの久保勝昭九段でした。

久保先生の挨拶を聞いた家内が、そんなに久しぶりになることがあるんだと言っていましたが、本当にビックリするほど間が空いたものです。

上野さんの剛腕炸裂というほどではありませんでしたが、途中からどんどん引き離して大差で終局となりました。大差でも投げなかったのは、久しぶりのNHK杯だったからでしょうか。解説は謝七段で落ち着いた解説でしたが、謝さんらしい抜群に手の見える解説と言うほどではなかったので、是非毎年登場して解説者としてスキルアップして欲しいものです。

2局目は張九段と、最年少の福岡三段。張九段の貫禄勝ちでした。解説の富士田七段は無難な解説でした。

3局目は若手の辻三段が名人経験者依田九段を撃破。解説は意外にも関西の瀬戸八段でした。瀬戸先生の解説は安定感ありましたが、結果が番狂わせだったので最後の纏めに少し苦心した感じです。

4局目は村川九段に藤沢女流本因坊。解説は片岡九段でした。片岡先生は、やはり解説者としてはトップクラスと思います。落ち着いていますし、手も見えるし、全体的に非常に明るい印象を受けます。片岡先生を一年間の中でどこに使うかは番組側は良く考えて欲しいです。結構、難解な碁になりましたから、ここで使ったのは結果的に正解だったと思いました。HDDに残してあるので結果は承知の上で片岡解説を再見するつもりです。

先を見ると、謝七段戦の解説に、ついに鈴木あゆみさんが登場するのは非常に嬉しいです。

下島先生の名前もあるのですが、「すべるギャグを言わないで欲しい」と切実に願っています。

小松九段が登場するのも嬉しいですね。対局者として登場しなくなって残念と言う点では片岡九段に次ぎます。

昭和四天王で片岡先生以外に、小林覚九段も解説に出てきて欲しいのですがお忙しいのでしょうか? 理事長ですからね。