最終回まで無事に終りました。
かなり良かったと思います。
連続殺人事件捜査物であるのですが、捜査権のない警察関係者の仲間4人で自宅捜査会議を開き、「マーヤーのヴェールを剝ぎ取るのだ」を合言葉に全員で眉間にしわを寄せて真剣に考えます。
これに真犯人を隠すために冤罪を懸けられた満島ひかり、殺された毎熊克哉、真犯人を隠すために暗躍する伊藤英明らが絡んで、なかなか難しい構造物でした。
しかし、最後には奇麗に全てが解決して、さすがは坂元裕二と思わせてくれました。
松岡は非常に難しい二重人格の演技を演じ切りました。その一方の人格の親友である満島ひかりが、今は発現していない方の人格に話しかけるシーンは二人とも極度に難しい演技と思いますが、ちゃんと製作意図通りに見えていて二人とも芸達者と思いました。
残念ながら視聴率的には負けた感じ(最終回4.6%)なのですが、視聴率では測れない佳作だったと思います。
次番組が、正直不動産をやった根本ノンジ脚本だというのでどうしようか考え中です。