劇場版公開に合わせてスペシャルドラマをやると言うのは、「HERO」あたりからすっかり定着しました。今回は「7人の秘書」です。
TV版の最後で解散状態となった七人。その中で秘書業を続けているのは、木村文乃だけです。その木村が秘書をやっている鴨志田製作所の社長が詐欺被害に会うのを引き取ります。いかにも悪役然とした伊武雅刀が騙される側と言うのが、ちょっと捻っています。
詐欺グループの黒幕が玉木玲央で、木村文乃と対峙すると、これってそのまま「サギデカ」。
もう一人、東都銀行で秘書を続けている狂言回しの広瀬アリスの上司である青山部長(飯田基祐)が詐欺に加担しています。詐欺の実行グループのリーダーは三浦誠己。ちょっと悪そうな奴が徒党を組んでいる図式です。
個人的には、不二子と三和の仲が悪そうで本当は信頼しあっているのが一推しだと思います。
なぜか今回突然に子供が生まれていて忙しいという不二子。ちょっと育児疲れな感じが菜々緒としては珍しい。
「なので参加しない」と言われてカチンと来る三和(大島優子)。
そんなことは言っていないと否定する不二子。
しかし、三和が敵地の三階から飛び降りて負傷すると、全力疾走で駆けつけてきます。
クライマックスで敵の事務所に殴り込むときには、二人そろって。
このシーンが個人的には一番好きでした。
映画版を見に行こうかどうか少し考え始めました。