千葉会:ヘルシンキ1918を対戦プレイする

 ゆいしかさんと対戦。

 筆者は赤衛軍を担当させていただきました。

 本作戦の冒頭の会戦場所となるクレポスト・スヴェボルグ要塞線です。

 2時間ほど(ドイツ軍の8命令分)でレプヴァーラが陥落してしまいます。

 さすがは精鋭ドイツ軍。

 12日(2日目)の深夜2時頃(ドイツ軍の30命令分くらい)でドイツのモイラー支隊がヘルシンキに上陸してきました。

 その直後に赤衛軍のモラルが最大値の5に到達しました。

 この辺りで昼食休憩。馴染みのうどん屋が休んでいて、急遽とんかつ松乃屋へ。

 プレイが午後に入ってからようやく、初めての白衛軍イニシアチブが発生し、ヘルシンキ市街に白衛軍の戦闘ユニットが創設されました。

 12日の昼頃になると、北西部から進撃してきたバルト海師団がついにヘルシンキ市街へと進入してきました。

 挟撃されては困るので、モイラー支隊を攻撃して海へと追い落としてしまいます。これに成功したのが大きかったような気がします。

 ヘルシンキ市街、トーロ地区を廻る激しい争奪戦となります。陥落するも一時は奪回。しかし、最終的には維持できませんでした。白衛軍のゲリラ戦術が意外に鬱陶しいことに気づきました。こんなことなら遊撃隊の内に空かさず逮捕するべきでした。

 12日の19時頃に第二の赤衛軍司令部カリオが陥落します。しかし、このあともトーロを一時的に奪回するなど市街戦は一進一退となります。

 13日の早朝に最終的にトーロが完全にドイツ軍の手に落ちました。しかし、ドイツ軍ユニットの損害も発生し始め、損害ドイツ軍ユニットはタイムトラックを後ろから詰めていくのでゲーム終了が少しずつ早まり始めます。

 10時にクルハッカ区画で3個目のドイツ軍が全滅し、ゲームは13時半までしかないことになりました。3時間半ということは、14命令分しかありません。

 ユニットが減ってきて衝力を失ったドイツ軍は、此処へ来て白衛軍ユニットを続けて動員してカタハノッカ地区を奪取します。ここで時間は13時に。

 最終的にヘルシンキ市内の4個所の司令部は撃破されましたが、市北部のフレデリクス操車場を維持して赤衛軍の辛勝となりました。

 

 奇抜な概念が多くてとっつきが悪いゲームですが、二人で読み合わせてプレイしてみると、意外にやることはシンプルでプレイアビリティは良好でした。

 市街戦の雰囲気も出ていますし、白衛軍ゲリラの存在意義もありました。

 

 ただ、白衛軍の登場が遅すぎました。3人プレイはかなりかったるいのではないでしょうか。

 ドイツ軍の反省としては、モイラー支隊の上陸タイミングが早すぎて各個撃破されたことです。バルト海師団、白衛軍ゲリラのいずれかと連携してヘルシンキ市内に生存することが重要だったように思いました。

 あと市街包囲戦系統のゲームにありがちなことですが、防御側は包囲されるにつれ狭いエリアに兵力が集中してきて硬くなるため攻撃側は停滞しがちな気がします。だからこそ、背後を衝くモイラー支隊の効果的活用が焦点なのかなと思います。

 そこらへんを検討して再戦する価値はあると思いますが、結構、時間は掛かります。正味で5時間くらいプレイして完全終了したかと思います。まぁ、東部戦線の作戦級ゲームには5時間で終わらないものはゴロゴロしているので、プレイアビリティが悪いとは言えませんが。