エンジェルフライトの第2回は、アフリカの発展途上国のインフラ整備に赴いた日本人たちが反外国人テロで虐殺された遺体を連れ帰る仕事です。
その一人に、気になる女性の一人、水上京香が登場しました。
彼女の遺体の状態は特に悪く、現地に赴いたお母さん(筒井真理子)には見せられないと判断し、お父さんにだけ遺体確認してもらいます。
すると母は、こんなことになったのは貴方のせいよと父親を非難します。
回想シーンで赴任に当たって両親に相談した時に、彼女は、
断固反対するお母さんと議論するのは諦めてお父さんの意見を聞きました。
それに対して自身も発展途上国の仕事をしてきたお父さんは、
「本当にそれがおまえのやりたいことなら、行ってきなさい」と送り出したのです。
遺体帰国後に婚約者が登場して、婚約者から彼女はお父さんはきっと送り出してくれると信じていたと聞かされます。
でも、これはお父さんのせいではないですよね。
この他にも、その国の人のためになる仕事をしに来たのに、帰れ帰れと拒否されるエンジニアとして浅利陽介、その父親として平田満が登場します。平田が現地を訪ね歩いて、「おまえの仕事は、ここの人たちの為ではなかったのか?」という問いの答えを探し求めます。折しも妊娠中の若妻(徳永えり)が陣痛で病院へ。左腕が切断された遺体を見て、平田は「これじゃあ、赤ん坊も抱けないじゃないか」と悲しみます。
どちらの遺体も損傷が激しいのですが、今回も城田優がブラックジャックもかくやという技術を披露してそれぞれの遺族に逢える状態に仕上げて見せます。