朝ドラのBS再放送枠。
全然知りませんでしたが、堺雅人や佐々木蔵之介の出世作としてリクエストが多い作品だったのだそうです。

ところが、なんでこんなに長くお蔵入りしていたかと言うと、主演ヒロインの岡本綾が行方不明で再放送許諾が取れなかったのだと。
『オードリー』“初の再放送”で“行方不明”岡本綾の消息が判明?NHKが出した回答(女性自身) - goo ニュース
そうか、朝ドラのヒロインという全国的に顔も名前も売れてしまっている人でも訪ね当てられなくなるのですね。日本は広いものです。
舞台は太秦の大京映画の撮影所。「カムカムエヴリデイ」の川栄編でも登場した場所です。なので、両者の間にちょっとしたニアミスがいろいろとあるのも見ていて非常に気になりました。
そういうネタみたいな話しを別にしても、意外なほどにしっかりした作りのドラマで、特に脇役陣のキャラがしっかりしているのには驚きます。
ヒロインが社長の引きで大部屋女優として入ってきたのを皆でいじめるのですが、このいじめの親分格の三田篤子とか、それまで最若手だった井元由香がなかなかのものです。特に井元は自分が売れるためにいろんな人間に色仕掛けをしたり、大京映画はもう駄目だと見切るとあっさり上京してTV番組の主役をつかんだり。

さらに三田ともども大京のTVドラマに凱旋してくる下りまであって、単なるいじめっ子ではない厚みのある役を魅力的に演じています。
井元由香は、当時はネスカフェゴールドブレンドのCMに出ていたそうなので、探せば当時画像が見つからないかと思ったのですが、見つけられませんでした。
大京映画の社長が国村準なのは嵌まりすぎていて絶賛するしかありません。また、ヒロインを撮影所に連れていく君江役に藤山直美が出てきて、非常に芸のレベルが高い所を遺憾なく発揮しました。後に彼女もヒロインに抜擢されますが、ここでの活躍があってのことなのですね。その時の相手役が國村準という訳です。
朝ドラ世界はパラレルワールドになっていて、同じ時代の同じ地域が出てくると、おやあの時の?と思う出演者がいろいろと気になります。