ブラインドフェイスを対戦しました:問題解決案1

 鐵は熱いうちに鍛て
ですので、早々に文案をまとめてみました。

――――――――――――――――――――――――――――――――ーーーーーーー■ブラインドフェイス戦闘ルール素案■

●行軍ルールと迎撃(1)
 行軍側は移動するスタックが移動する経路を明示する。これに対して非移動側は迎撃を試みることができる。迎撃したいヘクスを経路上で指定し、行軍側がそこまでに使用する移動力と迎撃するスタックがそこへ到達するのに必要とする移動力を算出し、迎撃側の移動力の方が少ない(つまり先に到着できる)場合に迎撃は自動的に成功する。以上であれば、その位置では迎撃できないが、新たな迎撃点を指定して再計算することはできる。
 迎撃が成功した場合には、迎撃側が先に迎撃点に到着して会敵すると見なし、迎撃側が防御側として野戦を解決する。

●野戦の解決方法
 ユニットの配置(2)
  攻撃側は任意の4個のユニットを前線ボックスに配置しなければならない。
  残りは予備ボックスに置き、戦闘に寄与しないし影響も受けない。
  防御側は同様に前線ボックスと予備ボックスに配置するが、前線ボックスに配置できるユニット数に制限はない。予備ボックスに配置したユニットは、戦闘に寄与しないし影響も受けない。
 攻撃側の射撃
  攻撃側で射撃できるのは、戦車、ジギスムント、ユース騎兵のみである。かつ前線ボックスのユニットだけが射撃できる。それぞれ防御側前線ボックスの任意のユニットを目標に指定して射撃戦闘結果表で効果を判定する。
 防御側の射撃
  防御側で射撃できるのは、戦車、ジギスムント、ユース騎兵に加えて歩兵が射撃できる。かつ前線ボックスのユニットだけが射撃できる。それぞれ攻撃側前線ボックスの任意のユニットを目標に指定して射撃戦闘結果表で効果を判定する。
 攻撃側の突撃
  全てのタイプのユニットが突撃できるが、前線ボックスのユニットだけが突撃できる。
  ダイス1個を振り、攻撃側のユニットのdrmを加算し、防御側ユニットのdrmを減算して突撃戦闘結果表で効果を判定する。
 防御側の応戦(5、6)
  防御側前線ボックスのユニット数を数えて該当する欄で防御側の応戦の戦果を判定する。21ユニットに達した場合は16+の欄で+1drmで判定、以下同様に26ユニットなら+2drm‥とする。
 損害は攻撃側プレイヤーが選ぶが、突撃したユニットを優先しなければならない。
 退却のオプション
  以上でラウンドが終了するが、ラウンド終了時ごとに攻撃側、防御側の順で退却を選択できる。退却を選択した場合には、最後のラウンドとして追撃を受ける。退却しなかった側は一方的に自身の側の制限に従って射撃と突撃(または応戦)の効果を判定できる。
 追撃の結果を適用したのちに、退却する側は敵ユニットのいない隣接へクスへと退去する。
 戦闘結果で除去されたユニットはゲームから取り除く。潰走したユニットは次のターンの増援フェイズに自動的に無償で増援として復帰する。
 ラウンド更新時に、攻撃側は空いてしまった前線ボックスを全て埋めなければならない。

タボールの特殊能力(1)
 タボールと騎兵だけが迎撃能力を持っている。歩兵が含まれている場合には、歩兵を離脱させて後置してタボールと騎兵だけで迎撃できる。
 タボールは、攻撃時も防御時も射撃能力がある。攻撃時には単一の目標を選択して射撃する。防御時には攻撃側の前線ボックス4つ全てに射撃できる。この射撃はボックスごとに個別に判定ダイスを振る。

攻城戦(3、4)
 攻城戦では攻撃側は、砲撃するユニット、突撃するユニットを指定してボックスに置く。
 残りは予備ボックスに置き、戦闘に寄与しないし影響も受けない。
 砲撃する場合には射撃表の縦軸で射撃するユニットのタイプ、横軸に目標のタイプを交差参照する。ダイス1個を振り、参照した場所に書かれている数値範囲の出目を出せれば開口の結果を得られ、防御側の1ユニットを除去できる。除去するユニットは防御側が選ぶ。
 突撃する場合には、ダイス1個を振り、攻撃側のユニットのdrmを加算し、防御側ユニットのdrmを減算して突撃戦闘結果表で効果を判定する。

明確化
 教皇特使はウィンチェスター枢機卿以外はユニットではなく、カウンターである。教皇特使は教皇十字軍の召喚能力を表示し、その配置位置を示しているだけである。
 単独でいることは原則としてあり得ない。いずれかのHREスタックに配置しておき、そのスタックが壊滅した場合には除去される。その結果、現在発生中の教皇十字軍は終息する。
 HREプレイヤーは新たな教皇十字軍を依頼し、それが受け入れられたならランダムに新たな教皇特使を引いて配置することになる。
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