「素晴らしき哉、」を視聴完了して、夏ドラマは終りました。
率直に言って、「素晴らしき哉、先生」が一番よかったと思うのですが、視聴率は爆死でした。
本来7月上旬に始まる夏ドラマの季節に大きく出遅れて8月18日スタートと言うのが響いたと思います。
7月の新ドラマスタート時期に、今季は何を見ようと物色する方が多いと思いますが、その時期に影も形もなかったのですから、見始めるキッカケを失った潜在視聴者は多いことでしょう。
脚本もキャストも良かったので、非常にもったいないことをしたものです。テレビ朝日さんらしくもない不手際爆死。
次は「新宿野戦病院」。歌舞伎町場末の病院を舞台にしたクドカンコメディですが、クドカンドラマとしては、「ふてほど」に続いてヒット作となったと思います。それでも視聴率は6%半ばくらいしか出ていないので、ドラマ受難の時代は深刻なものです。
「西園寺さんは家事をしない」も6%半ばですが、小数点以下の差で上回りました。家内によると野呂佳代の出るドラマは外れないという都市伝説があるのだそうで、確かに「ナイトドクター」、「トラベルナース」、「新宿野戦病院」と野呂の出た医療系ドラマはどれもそれなりにヒット。本作は医療系ではありませんが、お手伝いさん&主人公の親友として登場して脇を固めていました。
ドラマの内容的には既に書いたように、「決着が見えてからの寸が長すぎ」の恋愛ドラマあるあるで、前の二作品を出来栄えでは下回ると思うのですが視聴率はトップ。判らないものです。松本が連ドラ主演に辿り着いたことの感慨は非常に深いのですが、次の「わたしの宝物」は「あなして」で外したチームの作品なので回避予定。次に逢うのは、映画館で「はたらく細胞」でしょうか? え、マクロファージ役???