千葉会:年末オークションに参加する

 今年も恒例の千葉会オークションが、12月21日、松戸市民劇場で実施されました。

 昨年、一昨年も盛会でしたが、今年はそれを上回る盛会でした。

 

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 個人的に、今年は終活(断捨離)を始めたのでボックスゲームを5個処分しました。

 後に「あれ、あるはずなのに?」と探すことのないように備忘のため書いておきます。

 旅団長さんに、「こんなものを出すのですか?」と訊ねられ、ちょっと心が揺らぎました。ジョー・ミランダ編集長のデビュー第二作。「レッドサンブラッククロス」路線のセミビッグゲームです。これよりはRSBCの方が相手を見つけやすいということもあって(そちらも所有)、こちらは放出に。BGGのマーケットプレイスでも$100越え、e-Bayならもっと上がるでしょうから、手間とリスクを掛ければ1万円は越えるものなのですが、身内に引き取ってもらえば対戦が実現する時に呼んでもらえるという大きな利点があるので、格安で放出。入札者が一人しかなくてさっぱり上がりませんでしたが、それでも良い人の所へ行ったと思っています。

  • 3Dシミュレーション:陰謀の街ウド

 タカラの潜望鏡による視線判定ゲームの一つ。

 「太陽の牙ダグラム」のメタルミニチュアが大量に付いていることから、ウォーゲーマー以外のコレクター筋で人気のようです。事前に駿河屋の買取価格表を調べたら¥4500だそうで、これはリスクも手間も許容範囲の処分方法なので、その2/3で出しましたが、千原会会長と千葉会会長が密談して分割負担して持っていかれました。

 手放す前に一度やってみたいと思いましたが、結局、これの相手を探すと千原会に行かなくてはならないので、なんと言うか鶏が先か卵が先かみたいな話しになってしまい、それだったら最初に売り渡してしまって、やる時に呼んでもらえば頑張って行くかという判断。

  • ノーピースウィズアウトスペイン

 この日記を検索したら対戦したのは11年前でした。

 ルイ14世時代のウォーゲームとしては、プレイアビリティとプレイバリューのバランスが一番高いのではないかと思います。出品したら、当時の対戦相手の提督さんからも「これは良いゲーム」という側面支援があり、ありがとうございました。

 ただ、11年間、ソロでも稼働していないので、まぁ手放すのが妥当であろうという判断です。

  • フォーガットゥンプラネット

 SFゲームを手放すのは、看板に反するので抵抗あるのですが、これも10年以上不稼働ゲームなので。落札した方が、「これはやりましょう」と言っていたので、その時に参加できればと思っていますが、それほど高く評価しなかったゲームなので(だから放出なのです)どうするかその時にまた判断でしょうか。

 これも旅団長さんに「こんなもの出るんですか?」と訊ねられました。

 DVGのカードゲームシステムのスターリングラード戦。確かに日刊ウォーゲーム情報などでも発売当時にさっぱり話題にならなかったので日本国内の現物は数えるほどしかないものと思います。オークションでは希少性に意味ありますが、コレクションとしては稼働しないし、見通しもないゲームは単なる死蔵品なので、プレイする気持ちのある人の所へ回っていくのがゲームのためかと思います。ほかならぬ旅団長さんの一人立ちでした。

 

 で、買う方ですが、断捨離の目的からすれば何も買うべきでないのですが、コマンドの「冬戦争の切り札」だけ買いました。これは出物が2つあって、会長は「良いゲームだ」と言いますが、「じゃあなんで次々に手放されるんだよ?」と疑問も感じました。

 ほかに心が揺れたのは、「ネフスキー」、「インペリアルストラグル」、「グラナダ」あたりです。どうしてこんなものが出てきてしまうのかなぁ‥と思うものばかりです。それを言ったら自分の出品物もそうか‥。でもまぁ、ボックスゲームは一つも買わずに隠忍自重しました。