今年1月2日のスペシャルドラマ。
今頃になってようやく見ました。能登半島地震の翌日なので、被害速報や余震情報のテロップが頻繁に入って画像的には傷物です。
内容自体は非常に良かったです。綾瀬はるかって、やはり綺麗ですね。眼鏡を掛けて、割とカッチリした恰好をしてバリバリのビジネスウーマンという演出ですが、そういうのも似合うから美人というのは得です。
今回のメインは、みゆきと大樹の結婚なのですが、それに綾瀬本人の癌の疑い(勘違い)を絡めて上手くまとめています。
竹野内豊が成仏していなくて三途の川の渡し守をしているのが綾瀬の意識不明中の夢に出てきて笑ってしまいました。
最後は二人は結婚して、それぞれの親に定番のお礼状と花束を渡します。この時の挨拶とやり取りが絶妙の完成度です。
初登場の大樹の母親には、なんと松下由樹姉御が登場。また貫録を増しましたかね。子供のころに大病をした大樹の健康を祈って風水に過剰なまでにのめり込んでいるという設定で、それを根拠に結婚に大反対するという今回の悪役です。ちょっと迫力ありすぎてご本人は可哀そう(デビュー当時は線の細い方でしたから)ですし、危うしみゆき感があって、みゆきも大変そうと思いました。
エンディングロールで結婚後のエピソードが切り出されていましたが、その中に「復活!下山不動産」というのがあって、あれ、どこかで店を畳んだのだっけ?と疑問を感じて調べましたが、それらしいエピソードを見つけられませんでした。
あと浅野和之が、記念写真で枠になっていて、そうかこの時期には故人なのかと思いました。設定年齢から考えて妥当な扱いだと思いますが。
それ以外では、宇梶剛士とか、奥貫薫と言った主要人物以外が本編に登場してきて、非常に嬉しく思いました。奥貫はセリフなしかと思ったら、式が終わって二次会場に移動する時に喋って驚かせてくれました。
あと結婚式の司会者は誰だろうとキャストロールを一生懸命に見ましたが判らない。TBSのアナウンサーだろうかと思っていたのですが、検索したらみゆきの先輩の桜(吉川愛)だと書いてあって、ようやく納得しました。
二年おきにやっている本スペシャルですが、2025年のこの枠は野木亜紀子の「スロウトレイン」だそうです。そうか、「海に眠るダイヤモンド」スペシャルかと思っていましたが、完全単発なのですね。松たか子主演、妹が多部未華子だそうです。