2日の日にやった新春スペシャルドラマ、野木亜希子脚本。
編集者の松の担当作家にして、松坂のパートナーが星野源です。
次女は、彼氏も仕事も半年続いたことがないというこらえ性なし。突然、「わたし、韓国に行くから」と言い出します。なんと観光旅行ではなく引っ越して住むというのです。長女は「ちゃんと説明しなさい」と言いますが、次女は出て行ってしまい、後から弟の所に「パスポートを忘れたから送って」と電話します。それを察知した松たか子は、「今度の日曜は私が名古屋宿泊出張だから、その次の週に説明に来るように」と命じます。
それは良いことを聞いたと多部未華子は日曜に自宅に帰ってきますが、実は松たか子のトラップで押し入れに隠れていて帰宅した次女を捕まえて‥と言ったようなドタバタホームコメディです。
両親が事故で突然死んでしまい、母親代わりで下の二人を育ててきた松たか子は自分の幸せを犠牲にしてきたのか?‥と言うのが主旋律。これに自分は自分で勝手にするからお姉ちゃんも自分の幸せを好きに追ってと言う次女の我儘と心遣いが混合した破天荒な振る舞いが副旋律となっています。
野木脚本らしく、悪い人の居ないドラマで、割と楽しく見られました。
松坂が江ノ電の保線員で、一家は極楽寺の駅から100m以内に住んでいます。
松たか子に言わせると、「あいつ(松坂)は趣味が江ノ電、仕事も江ノ電、住んでるところも線路から100m、あいつは江ノ電から離れられずに死んでいくのよ‥ということになりますが、そんな松坂は意外にも現在は家族の食事を預かるおさんどん係をやっています。長女が名古屋、次女が韓国となって、彼女を家に招いてパーティーを開こうとしますが、前述の通り二人とも家に居ることに。そして、現れたのはなんと‥。