先日放映されたWOWOW分です。
「続」を見たら本編を見たくなったので、ちょうど良いタイミングでした。
先般のプロジェクトXを見てからオープニングのバルサ飛行機の飛翔するシーンを見ると、このロングカットはどこで繋いであるのだろうと不思議に思うほど良くできています。
改めて見て、なるほど主役はブンガクなんだなと思います。
吉岡秀隆がしきりに、「お前とは縁もゆかりもないんだからな」と連呼する終盤には笑ってしまいます。でも、ヒロミがこっそりと去っていき、ここで淳之介までいなくなったら辛すぎます。でも、本人は「なぁーに、元のオレに戻っただけさ」と強がるのが痛々しい。
また、小日向が淳之介の万年筆を置いていかせるシーンは血も涙もなく映ります。
その万年筆を届けるサンタさんですが、てっきり鈴木オートかと思いきや、アクマ先生なんですね。アクマ先生にヒロミが「お礼に今日はおごりますよ」と言うのですが、つい先日、狸に化かされたばかりのアクマ先生は「いや、この一杯で帰ります。これ以上飲むと酔ってしまいそうだ」と帰っていくのがすごく不憫でした。酔って帰って、もう一度、狸に化かされて亡くなった妻子と会いたくはないのだろうかと思ってしまいます。
その亡くなった奥さんが麻木久仁子なのは、まったく記憶に残っていませんでした。この頃は前夫の松本と離婚調停中でしたか。
六ちゃんが食当たりしたので、鈴木家では電気冷蔵庫を買いますが、その時に粗大ごみ置き場に捨てられている氷を使う冷蔵庫を寂しそうに見ている氷屋のピエール瀧もまた哀愁を感じさせます。

本作の完成度や人気を考えたら、地上波も含めてもっと頻繁に放送されても良いと思うのですが、この人の薬物事件のせいであまり掛からないのですね。

ちょうど事件の時にNHK-BSで掛かる予定だったのが流されてしまい、本作は事故物件入りしてしまったようです。でも今回、白組のオスカー受賞で実現。これからは折に触れて放映されることを期待します。
ちなみに瀧本人はネトフリの全裸監督で復帰しましたが、地上波には未だ再登場していません。
この人のシーンをカットできないほど頻繁に出てくる「あまちゃん」の再放送は、もう一度は実現しないでしょうか。早めに再放送してくれてあって良かったと思います。まあ、後知恵ですが。