相続探偵:4-5話を見る

 シリーズまだ前半で、2話連続エピソードをぶっこんできました。

 やるな! 西荻弓枝!

 京都のミシュラン☆☆伝統和菓子屋「鳳凰」の相続問題です。実子と妾の子の二人に、それぞれ店の名前と、店の店舗と厨房を分割して遺贈した人間国宝の先代。

 実子は、和菓子作りのセンスがまったくなく、先代存命中は「アホボン」と言われていましたが、意外にも相続後は「鳳凰別館」や「鳳凰あねっくす」を次々に開店して繁盛させます。

 妾の子の野心は、一流の職人で鳳凰の店舗を引き継ぎましたが、「鳳凰」の名前が使えなくなったので、自らの名前「野心」を新店名として営業を続けます。

 相続は一応の決着を見たので仕事は終わったのですが、草の者(令子ちゃん)を京都へ差し向けて、それぞれの営業状況をチェックさせます。

 「鳳凰別館」がインバウンド人気で絶好調が続いていると聞いた灰江は、「アホボン、経営能力はあるんだ」と感心。しかし、令子ちゃんは「繁盛しているんですけど、味はどこもイマイチなんですよね」と辛口です。

 対する「野心」の方は閑古鳥が鳴いていると聞き、「名前には、それだけの価値があるってことだね」と灰江は冷ややかな感想。しかし、両者のおもたせを試食すると、やはり「野心」の方が圧倒的に美味。

 既に仕事は終わっているので、「此処からはアフターサービスです」と灰江みずから京都へ。二人と、二人の母を集めて、二人に問います。

 どちらも母親に気を使って二人では話したことがないと言います。

 アホボンは、「すばかな先生」でクズ男をやった小関裕太です。あのイメージが強烈すぎて、彼が出てくるだけでダメな奴に見えます。

 野心は白洲迅です。「どうする家康」で家康の娘婿、奥平信昌を演じて以来、こちらも頻繁に見掛けます。
 そんな二人に二人だけで話すように助言し、二人の母が口出ししないように捕獲する灰江。
 ボンは、店の裏手の蔵に野心を連れていきます。そこにあったのは、別館もあねっくすも付いていない正真正銘の「鳳凰」本店の大看板。彼は言います。この看板にふさわしい職人を探してきたが、やはりお前しかいないと。
 そして、自分には職人としての才能がないこと、そのことに気付いてから経営の勉強をしてきたのは、父やお前の店を支えるためだと言います。
 そして、彼は今まで野心を呼んだことのない呼び方で呼びます。